2012年07月26日
「泳げる」
きのう熊本市内の小学校プールで水の事故があったとTVニュースが報じていました。PTA主催のプール開放初日だったとか。その影響で熊本市内の小学校ではプール開放をきょう一旦中止したそうです。夏休みに入っての水の事故。毎年悲しいニュースが絶えません。
事故の真相はわかりませんが。お母さん方(お父さんも同じ)がプールの監視をする場合は、たぶんほとんどの方があまり泳げないだろうし、知り合い同士で監視するときは、固まっておしゃべりをしたり、、、容易に想像できます(今回のケースがそうだということでは決してありません)。それでは本当の監視にはならないので、プールサイドに単独で散らばって「Aさんはここからここまで」「Bさんはここからここまで」と、監視エリアが重複する設定をすべきだと思います。
ところで、こども達だけで泳がせてもあまり心配ないケース。それはどういうケースでしょうか? それはこども本人が「泳げる」ケースだろうと思います。
うちの子供は「25mは泳げる」とよく使います。でも30mだったら・・・? いや~うちは「50m泳げる」。それだったら55mは? 沈みます、よね。

以前読んだ本に、筑波大学の先生が「泳げる」とはどういうことか、実験したことについて書いていました。
記憶はおぼろげですが、こういうことだったと思います。
①体育の授業で、時間をたとえば10分以内に大学生がどれだけ泳げるか、まず泳がせる。泳げるだけ長い距離を泳ぎなさいと。そうすると25mだったり50mだったり、100m、200m、300m・・・プールに立ったその時点で終わりです。そうすると個人個人で泳いだ距離が違います。
②その次に、プールの水面上で物に掴まらずにできるだけ滞留し(つまり浮いて)なさいと。そうするとやはり個人個人で時間の長さが違います。1分だったり、2分、3分・・・
そして最後に、時間を制限せずに学生を泳がせる。そうすると(記憶がおぼろげですが)、①の実験で200m以上泳いだ学生、②の実験で5分以上(だったと思います)滞留した学生。このどちらかができた学生は時間無制限だとずーと泳ぐ、ずーと。1,000mとか2,000m、3,000m・・・それ以上。もちろん体力が続く限りですが。。。
この結果から、「泳げる」という定義は水の上に5分以上滞留できる、または200m以上泳げる、と言えるのではないか。そういう結論でした。たぶん片方ができる学生は両方できると思います・・・
※実験方法とか、細部まで記憶してません。泳げるという定義で「200m以上」というのは覚えてますが、滞留時間とかはおぼろげです。「泳げる」とはどういうことなのか紹介したくてアップした次第です。
事故の真相はわかりませんが。お母さん方(お父さんも同じ)がプールの監視をする場合は、たぶんほとんどの方があまり泳げないだろうし、知り合い同士で監視するときは、固まっておしゃべりをしたり、、、容易に想像できます(今回のケースがそうだということでは決してありません)。それでは本当の監視にはならないので、プールサイドに単独で散らばって「Aさんはここからここまで」「Bさんはここからここまで」と、監視エリアが重複する設定をすべきだと思います。
ところで、こども達だけで泳がせてもあまり心配ないケース。それはどういうケースでしょうか? それはこども本人が「泳げる」ケースだろうと思います。
うちの子供は「25mは泳げる」とよく使います。でも30mだったら・・・? いや~うちは「50m泳げる」。それだったら55mは? 沈みます、よね。

以前読んだ本に、筑波大学の先生が「泳げる」とはどういうことか、実験したことについて書いていました。
記憶はおぼろげですが、こういうことだったと思います。
①体育の授業で、時間をたとえば10分以内に大学生がどれだけ泳げるか、まず泳がせる。泳げるだけ長い距離を泳ぎなさいと。そうすると25mだったり50mだったり、100m、200m、300m・・・プールに立ったその時点で終わりです。そうすると個人個人で泳いだ距離が違います。
②その次に、プールの水面上で物に掴まらずにできるだけ滞留し(つまり浮いて)なさいと。そうするとやはり個人個人で時間の長さが違います。1分だったり、2分、3分・・・
そして最後に、時間を制限せずに学生を泳がせる。そうすると(記憶がおぼろげですが)、①の実験で200m以上泳いだ学生、②の実験で5分以上(だったと思います)滞留した学生。このどちらかができた学生は時間無制限だとずーと泳ぐ、ずーと。1,000mとか2,000m、3,000m・・・それ以上。もちろん体力が続く限りですが。。。
この結果から、「泳げる」という定義は水の上に5分以上滞留できる、または200m以上泳げる、と言えるのではないか。そういう結論でした。たぶん片方ができる学生は両方できると思います・・・
※実験方法とか、細部まで記憶してません。泳げるという定義で「200m以上」というのは覚えてますが、滞留時間とかはおぼろげです。「泳げる」とはどういうことなのか紹介したくてアップした次第です。
Posted by じもんジトー at 20:30│Comments(6)
│水泳
この記事へのコメント
私は、小学4年生の9月の体育の授業で、自由形・平泳ぎ・背泳を100mが計測終点として全てクリアしました。その頃、80人ほどの生徒のうち私を含め二人だけがクリアしました。高校生とか社会人になりたての頃、子供達の夏休みのプール監視員は専属で、泳ぎにある程度自信のある高校生のアルバイトだったと思います。管理として保護者が当番制で来ていました。それが正解だと思います。
Posted by やっぱり太陽
at 2012年07月26日 20:46

やっぱり太陽さん:
今回事故が起きた小学校では監視員1人、保護者5人、教員2人・・・とか言ってたと思います。大人の保護者も1-2人ぐらいプールの中で一緒に泳ぐといいんじゃないかと、個人的には思います。
今回事故が起きた小学校では監視員1人、保護者5人、教員2人・・・とか言ってたと思います。大人の保護者も1-2人ぐらいプールの中で一緒に泳ぐといいんじゃないかと、個人的には思います。
Posted by 自問自答
at 2012年07月26日 21:13

静岡の小学校は30分回泳と言ってどんな泳ぎでもいいので30分間足を付かない試験がありました。
なので長男は30分以上浮いてられます。
泳げなくても浮いてられる力を養う授業も面白いですよね。
なので長男は30分以上浮いてられます。
泳げなくても浮いてられる力を養う授業も面白いですよね。
Posted by 天てん at 2012年07月27日 02:29
私も子供の時やりました
25メートルプールを何メートル泳げるか
700くらいで力尽きた記憶があります
また監視されてた保護者の方当番のボランティアで安易に考えてたんじゃないんですかね
真剣にもう一度見直す必要があると思います
25メートルプールを何メートル泳げるか
700くらいで力尽きた記憶があります
また監視されてた保護者の方当番のボランティアで安易に考えてたんじゃないんですかね
真剣にもう一度見直す必要があると思います
Posted by シフォン
at 2012年07月27日 05:31

天てんさん:
静岡の小学校は進んでますね。30分間浮いていられれば大丈夫です。私より上手かも・・・
静岡の小学校は進んでますね。30分間浮いていられれば大丈夫です。私より上手かも・・・
Posted by 自問自答 at 2012年07月27日 21:38
シフォンさん:
700m泳げれば、あとは体力勝負です。(笑)
水泳の監視はホントしっかりしないと、もしなんかがあった場合、結果が重大ですからね。
700m泳げれば、あとは体力勝負です。(笑)
水泳の監視はホントしっかりしないと、もしなんかがあった場合、結果が重大ですからね。
Posted by 自問自答 at 2012年07月27日 21:43