2014年04月13日
心悲しも
うらうらに照れる春日に雲雀あがり心悲しも独りし思えば 大伴家持
春の日差しの下で自然は華やいでいるのに妙に物悲しい。
そんな憂鬱を万葉集の編者とされる大伴家持は詠んだ。

上の写真は、1週間前に植えた緑のカーテンを、きのう写したもの。
1か月前、知人が眼の前で倒れた。できる限りの救命措置をしたが、数日後2人の若い息子さんとご主人を残して彼女は旅立った。48歳だった。お通夜に参列して「胸を押して痛かったろうね、ごめん」と詫びて帰ってきた。
ことしも何事もないように緑のカーテンは育つだろう。
春の日差しの下で自然は華やいでいるのに妙に物悲しい。
そんな憂鬱を万葉集の編者とされる大伴家持は詠んだ。
上の写真は、1週間前に植えた緑のカーテンを、きのう写したもの。
1か月前、知人が眼の前で倒れた。できる限りの救命措置をしたが、数日後2人の若い息子さんとご主人を残して彼女は旅立った。48歳だった。お通夜に参列して「胸を押して痛かったろうね、ごめん」と詫びて帰ってきた。
ことしも何事もないように緑のカーテンは育つだろう。
Posted by じもんジトー at 21:33│Comments(6)
│日々の出来事
この記事へのコメント
家持も、この詩を詠んだ時には、
何かしら心に寂しく辛いものを抱えていたのかもしれませんね。
48歳。
まだお若いのにですね。
言葉がありませんが、
きっと、じもんジトーさんには感謝していらっしゃると思います。
ご冥福をお祈りいたします。
何かしら心に寂しく辛いものを抱えていたのかもしれませんね。
48歳。
まだお若いのにですね。
言葉がありませんが、
きっと、じもんジトーさんには感謝していらっしゃると思います。
ご冥福をお祈りいたします。
Posted by ぐらん・じゅて
at 2014年04月14日 00:09

同じように1ケ月前 知り合いの50歳も突然倒れ帰らない人となりました。末っ子の中学卒業式の夜でした。亡くなった彼や残された家族の方のお気持ちを想うといたたまれないですね。お別れ夜の弔問客の多さが彼がどんな人だったか改めて感じた夜となりました。
いつ何が起こるか分からない人生、日々の生活を見直す機会でもありました。
いつ何が起こるか分からない人生、日々の生活を見直す機会でもありました。
Posted by あひるちゃん
at 2014年04月14日 09:07

ぐらん・じゅてさん:
周辺の騒々しさが遠くに聞こえて、時間がゆっくり進んで・・・
儚い、そういう思いです。
コメントありがとうございます。
周辺の騒々しさが遠くに聞こえて、時間がゆっくり進んで・・・
儚い、そういう思いです。
コメントありがとうございます。
Posted by じもんジトー
at 2014年04月14日 12:09

あひるちゃん:
沈んだ気持ちを引きずって生きることより、少しずつ前進・・・たまには後ずさりながら。自分に言い聞かせてます。
コメントありがとうございます。
沈んだ気持ちを引きずって生きることより、少しずつ前進・・・たまには後ずさりながら。自分に言い聞かせてます。
コメントありがとうございます。
Posted by じもんジトー
at 2014年04月14日 12:12

言葉の掛けようがないけれど、誰もが悔いのないよう人生を生きれたらいいですね
Posted by やっぱり太陽
at 2014年04月14日 21:44

やっぱり太陽さん:
それが1番ですね!
それが1番ですね!
Posted by じもんジトー at 2014年04月15日 12:01