2014年03月03日
2月の読書
2月はインフルエンザに罹患し会社を10日間(土日を除き実質6日)休んでしまった。人生初のインフル体験だった。休み後半は熱も下がったが、どこにも出かけるわけにもいかず、本を読みふけった。
その結果、2月読了した本はいつもより多い10冊となった。頁数にして2667ページ。超スローな読み方をするわたしにとっては多かった。
画像左上から、、、「風雪の檻 獄医立花登手控え(二)」(藤沢周平著、講談社文庫)、「800字から始まる文章読本 エッセイ脳」(岸本葉子著、中央公論新社)、「猫めしの丸かじり」(東海林さだお著、文春文庫)、「2020年への株式投資」(大和証券投資戦略部編著、日本経済新聞出版社)、「いい文章には型がある」(吉岡友治著、PHP新書)、「深夜特急1 香港・マカオ」(沢木耕太郎著、新潮文庫)、「雪明かり」(藤沢周平著、講談社文庫)、「疾走(上)」(重松清著、角川文庫)、「NISA120%活用術!」(日経会社情報編、日本経済新聞出版社)、「疾走(下)」(重松清著、角川文庫)。

毎月1冊以上時代小説は読んでおり藤沢周平は欠かせない。エッセイも好きで読むのだが「猫めし-」は食べ物に対する筆者の観察眼が超越していて笑える。「深夜特急-」は旅の面白味を疑似体験できた。「2020年への株式投資-」と「NISA120%-」は実際に投資するしないにかかわらず、今後の日本経済がどうなっていくか方向性がみえ勉強になるのであった。「いい文章には-」は既存の文章を引っ張ってきて分析するだけで決して書き方の本ではなく読了するのが苦痛だった。「疾走(上・下)」は鬱屈した思春期を一貫して描き性描写も異常といえ、わたしの気持ちも暗くなったのである。
好きな本は面白くて気持ちが晴れる、その一方で読了するのが苦痛な本もあるのであった。本選びが大切、それが今回の教訓である。
その結果、2月読了した本はいつもより多い10冊となった。頁数にして2667ページ。超スローな読み方をするわたしにとっては多かった。
画像左上から、、、「風雪の檻 獄医立花登手控え(二)」(藤沢周平著、講談社文庫)、「800字から始まる文章読本 エッセイ脳」(岸本葉子著、中央公論新社)、「猫めしの丸かじり」(東海林さだお著、文春文庫)、「2020年への株式投資」(大和証券投資戦略部編著、日本経済新聞出版社)、「いい文章には型がある」(吉岡友治著、PHP新書)、「深夜特急1 香港・マカオ」(沢木耕太郎著、新潮文庫)、「雪明かり」(藤沢周平著、講談社文庫)、「疾走(上)」(重松清著、角川文庫)、「NISA120%活用術!」(日経会社情報編、日本経済新聞出版社)、「疾走(下)」(重松清著、角川文庫)。

毎月1冊以上時代小説は読んでおり藤沢周平は欠かせない。エッセイも好きで読むのだが「猫めし-」は食べ物に対する筆者の観察眼が超越していて笑える。「深夜特急-」は旅の面白味を疑似体験できた。「2020年への株式投資-」と「NISA120%-」は実際に投資するしないにかかわらず、今後の日本経済がどうなっていくか方向性がみえ勉強になるのであった。「いい文章には-」は既存の文章を引っ張ってきて分析するだけで決して書き方の本ではなく読了するのが苦痛だった。「疾走(上・下)」は鬱屈した思春期を一貫して描き性描写も異常といえ、わたしの気持ちも暗くなったのである。
好きな本は面白くて気持ちが晴れる、その一方で読了するのが苦痛な本もあるのであった。本選びが大切、それが今回の教訓である。
Posted by じもんジトー at 21:41│Comments(5)
│読書
この記事へのコメント
初めまして
かたらんな の中のブロガーで波場印と申します
読書をよくなされてるみたいで いい趣味ですね
私は本は滅多に読まないんですが
藤沢周平の時代劇映画を観るのが好きで ほとんど全作品観てると思います
その中で 2年前位に観た 「必死剣 鳥刺し」 の最後 殺陣シーンで
主人公が メッタ斬りされて 必死剣を使う前に さやの紐を噛んで
刀の根元で切る 動作をするのですが あの紐を何かに使って 家老を一刺しに
するのでしょうか?
藤沢作品でも山田監督のと一味違って 面白く感じたのですが その事だけが
ズーと気になってます
「隠し剣」シリーズの一作品みたいです もし読んでおられましたら
小説の中で どう書かれているのか解られましたら 教えてください
初コメントなのに不躾な お尋ねで申し訳ありません
かたらんな の中のブロガーで波場印と申します
読書をよくなされてるみたいで いい趣味ですね
私は本は滅多に読まないんですが
藤沢周平の時代劇映画を観るのが好きで ほとんど全作品観てると思います
その中で 2年前位に観た 「必死剣 鳥刺し」 の最後 殺陣シーンで
主人公が メッタ斬りされて 必死剣を使う前に さやの紐を噛んで
刀の根元で切る 動作をするのですが あの紐を何かに使って 家老を一刺しに
するのでしょうか?
藤沢作品でも山田監督のと一味違って 面白く感じたのですが その事だけが
ズーと気になってます
「隠し剣」シリーズの一作品みたいです もし読んでおられましたら
小説の中で どう書かれているのか解られましたら 教えてください
初コメントなのに不躾な お尋ねで申し訳ありません
Posted by 波場印 at 2014年03月04日 10:48
深夜特急は、30代で読みましたが
あと10年早く読んでいたら・・・と思った
1冊でした^^
あと10年早く読んでいたら・・・と思った
1冊でした^^
Posted by しあわせ運ぶひさ
at 2014年03月04日 13:55

波場印さん:
「必死剣 鳥刺し」はわたしもビデオだか映画で見ましたが、残念ながら本のほうは読んでないんですよ。映像を見た感じでは自分の身をめった刺しにすることで油断させておいて最期(本当に最期)の一撃を家老に加える、というものではなかったかと思います。紐を噛んで・・・というのは記憶にないのです。(TT) 今度小説を読んでみますね。
「必死剣 鳥刺し」はわたしもビデオだか映画で見ましたが、残念ながら本のほうは読んでないんですよ。映像を見た感じでは自分の身をめった刺しにすることで油断させておいて最期(本当に最期)の一撃を家老に加える、というものではなかったかと思います。紐を噛んで・・・というのは記憶にないのです。(TT) 今度小説を読んでみますね。
Posted by じもんジトー
at 2014年03月04日 21:02

しあわせ運ぶひささん:
友人の息子さんが20代前半で放浪の旅をしている人がいます。羨ましいやら先々はどうするんだろうとか、いらん心配をしてしまいます。そういう意味では30代で読んで良かったと言えるかもですよ!
友人の息子さんが20代前半で放浪の旅をしている人がいます。羨ましいやら先々はどうするんだろうとか、いらん心配をしてしまいます。そういう意味では30代で読んで良かったと言えるかもですよ!
Posted by じもんジトー
at 2014年03月04日 21:05

年寄りの 他愛もないお尋ねに丁寧な返信をいただきまして有難うございました
あれって 別に意味はないかもしれませんね(歯を食いしばるため、、?)
藤沢作品で いい小説がありましたら また ブログの中で 教えて頂ければ幸いです
あれって 別に意味はないかもしれませんね(歯を食いしばるため、、?)
藤沢作品で いい小説がありましたら また ブログの中で 教えて頂ければ幸いです
Posted by 波場印
at 2014年03月05日 06:55
