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じもんジトー
じもんジトー
 ■山の神から「気がきかん奴!」と叱責されるものの、本当は繊細な心を持っている中年男性。最近では髪の毛も繊細になってきている。
 ■休日の午後、ビールを飲みながらテレビを見て、いつのまにか昼寝をしてしまう習性がある。
 ■趣味は水泳、英語、読書。

2012年08月10日

梅干

きょうの夕食どき、「まだご飯炊けてないから、もう少しまっとってね」とカミさん。ご飯の炊き上がりを待つあいだ、冷酒を頂きながら録画してた梅ちゃん先生を見ました。

自宅療養をしていた患者さんを、梅ちゃんと患者さんの家族が看取って、そして実家に帰ると遊びに来ていたお姉さんからおめでたになったと報告されて。。。1日の間に、人の生と死を身近に感じてなんだか複雑な梅ちゃんだったのでした。

ご飯が炊き上がると、カミさんが「お父さんごめん。ご飯が柔らかすぎた」と言って一膳持って来てくれました。お粥まではいかないまでも、いつもと比べて少し柔らかかったので、わたしは「梅干とかないと?」と尋ねると。カミさんは梅干と紫蘇を持ってきてくれて、「古い梅干だよ。きょうのお弁当にも豚肉に挟んで揚げたの入れてたよ」と。。。

そう言えばお昼のお弁当で梅肉の味がするおかずが確かにありました。

柔らかいご飯に1つ梅干を入れて見ると、黒ずんでいて年代を感じさせました。少しだけかじると塩っぱいけど、なんだかまろやかな感じです。

カミさんによると、わたしが家を建てた後に母ちゃんが持ってきてくれた梅干だそうです。家を建てたのがかれこれ20年前で。そうすると、きょう食べた梅干も15年ほど経ってるかもしれません。もらった時は母が「塩を入れすぎたっばえ。失敗した」とか言っていたみたいです。

8年前に亡くなった母ちゃんのことを思い出して、、、塩っぱいけど懐かしい味がした夕食でした。

母ちゃんが失敗したお陰で、我が家に何年も壷のまま残っている梅干。そしてカミさんがご飯を炊くのを失敗したお陰で。。。いいおっさんなのに昔を思い出して、久々にノスタルジックな気分に浸ってしまいました。

お盆には実家に帰ってお墓参りをしたいと思います。  


Posted by じもんジトー at 21:58Comments(7)日々の出来事