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じもんジトー
じもんジトー
 ■山の神から「気がきかん奴!」と叱責されるものの、本当は繊細な心を持っている中年男性。最近では髪の毛も繊細になってきている。
 ■休日の午後、ビールを飲みながらテレビを見て、いつのまにか昼寝をしてしまう習性がある。
 ■趣味は水泳、英語、読書。

2013年09月23日

さぶ

山本周五郎(1903-1967)の時代小説を読んだ。健軍四ッ角にほど近い古本屋で105円で手に入れた本だ。

小説はあまり読まないけど、ここ数ヶ月で続けざまに4冊ほど読んでしまった。まず最初は「ミレニアム1~ドラゴン・タトゥーの女~上・下」(スティーグ・ラーソン著、ハヤカワ・ミステリ文庫)。続いて向田邦子の「愛という字」(文春文庫)。そして山本周五郎の「大炊介始末」とこの「さぶ」(新潮文庫)である。

このうち、ドラゴン・タトゥーは10年ほど前に世界でヒットした長編小説で、映画化もされた(R指定)。登場人物が40人以上と多く、巻頭の登場人物紹介ページに付箋を貼り、新しい人物が出てくるたびに確認。登場人物をやっと覚えたと思ったら、もうすぐ物語は終わりの段階に・・・ドホホ! 主人公の女はたぶんアスペルガー症候群でコミュニケーション下手、でも大量の情報を分析できる能力を持ち合わせている訳だ。それにしても北欧の人たちは性に対して奔放である。ウフッ(映画のR指定が理解できる・・・)



そして今回読了した「さぶ」も長編。タイトルになっているさぶが主人公だと思っていたら、表具師の栄二が主人公。無実の罪にハメられて、寄場に3年間も閉じ込められ、自暴自棄になったりして苦労する訳だ。しかしどうにか立ち直って上手く生活が回って行き始めたその時・・・倍返しじゃなく大ドンデン返しだぁ!

読書の秋、愛をテーマに本を読んじゃおっかなぁ。  


Posted by じもんジトー at 11:16Comments(4)読書