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じもんジトー
じもんジトー
 ■山の神から「気がきかん奴!」と叱責されるものの、本当は繊細な心を持っている中年男性。最近では髪の毛も繊細になってきている。
 ■休日の午後、ビールを飲みながらテレビを見て、いつのまにか昼寝をしてしまう習性がある。
 ■趣味は水泳、英語、読書。

2012年04月01日

聡子

泣きました。

糸ちゃんが死んで、カーネーションが終わりました。
いい朝ドラでした。楽しませてもらいました。

死ぬ間際「あの朝、目が覚めて以来、なんでもかんでも綺麗に見えるようになってしもた」とか、孫娘に「あんた綺麗やな」と、妙に優しくなってしまった糸ちゃんです。

ロンドンで働いている三女の聡子が、イギリスの「母の日」当日に、長女の優子から「おかあちゃん、亡くなったで」と電話をもらって、、、「嘘や」と泣き崩れる場面。。。それで糸ちゃんが亡くなったと分かって、、、私は恥ずかしながら涙がでました。私も兄弟のスッタレでございまして、気持が聡子とダブります。

作り方が上手いです。最終回では糸ちゃんが改造した2階のバーで、、、NHKの朝ドラの担当者が来たことに関して姉妹で相談する場面。お母ちゃんのドラマやったら「うちら優子と直子のしょーもないケンカの場面とかも出るんやで」とか。。。お客さんもたくさんいて、だんじりが通るのを観たりして賑やかにドラマが進みます。皆で楽しくそのバーで過ごしたい、という糸子の思いが亡くなってから実現した訳です。

そして、糸ちゃんが亡くなって5年後、ロンドンで働いている聡子が「I miss my mum, 会いたいなぁ、おかあちゃんに」とつぶやく場面があって、、、恥ずかしながら共感して涙が出ました。(俺っておっさんなんだけど、こういうのにダメなんだヨ~! (TT) )

最終回では、病院で看護婦さんがドラマ「カーネーション」を見せるために、あるおばあちゃんをテレビの前につれて来てあげます。ここの場面は考えさせられる場面です。このおばあちゃん、顔が映りませんが、たぶん糸子の同窓生だと思います。。。深いです。作り方が、、、視聴者に想像させる作りです。

そして、映画のエンドロールみたいに、、、いつもは番組の頭に流れる主題歌が、最終回だけは最後に流れて。。。

このドラマを見て、感じたことは・・・
人に歴史あり です。
  


Posted by じもんジトー at 17:15Comments(3)テレビ