Information
QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 4人
プロフィール
じもんジトー
じもんジトー
 ■山の神から「気がきかん奴!」と叱責されるものの、本当は繊細な心を持っている中年男性。最近では髪の毛も繊細になってきている。
 ■休日の午後、ビールを飲みながらテレビを見て、いつのまにか昼寝をしてしまう習性がある。
 ■趣味は水泳、英語、読書。

2012年07月26日

「泳げる」

きのう熊本市内の小学校プールで水の事故があったとTVニュースが報じていました。PTA主催のプール開放初日だったとか。その影響で熊本市内の小学校ではプール開放をきょう一旦中止したそうです。夏休みに入っての水の事故。毎年悲しいニュースが絶えません。

事故の真相はわかりませんが。お母さん方(お父さんも同じ)がプールの監視をする場合は、たぶんほとんどの方があまり泳げないだろうし、知り合い同士で監視するときは、固まっておしゃべりをしたり、、、容易に想像できます(今回のケースがそうだということでは決してありません)。それでは本当の監視にはならないので、プールサイドに単独で散らばって「Aさんはここからここまで」「Bさんはここからここまで」と、監視エリアが重複する設定をすべきだと思います。

ところで、こども達だけで泳がせてもあまり心配ないケース。それはどういうケースでしょうか? それはこども本人が「泳げる」ケースだろうと思います。

うちの子供は「25mは泳げる」とよく使います。でも30mだったら・・・? いや~うちは「50m泳げる」。それだったら55mは? 沈みます、よね。



以前読んだ本に、筑波大学の先生が「泳げる」とはどういうことか、実験したことについて書いていました。

記憶はおぼろげですが、こういうことだったと思います。
①体育の授業で、時間をたとえば10分以内に大学生がどれだけ泳げるか、まず泳がせる。泳げるだけ長い距離を泳ぎなさいと。そうすると25mだったり50mだったり、100m、200m、300m・・・プールに立ったその時点で終わりです。そうすると個人個人で泳いだ距離が違います。

②その次に、プールの水面上で物に掴まらずにできるだけ滞留し(つまり浮いて)なさいと。そうするとやはり個人個人で時間の長さが違います。1分だったり、2分、3分・・・

そして最後に、時間を制限せずに学生を泳がせる。そうすると(記憶がおぼろげですが)、①の実験で200m以上泳いだ学生、②の実験で5分以上(だったと思います)滞留した学生。このどちらかができた学生は時間無制限だとずーと泳ぐ、ずーと。1,000mとか2,000m、3,000m・・・それ以上。もちろん体力が続く限りですが。。。

この結果から、「泳げる」という定義は水の上に5分以上滞留できる、または200m以上泳げる、と言えるのではないか。そういう結論でした。たぶん片方ができる学生は両方できると思います・・・

※実験方法とか、細部まで記憶してません。泳げるという定義で「200m以上」というのは覚えてますが、滞留時間とかはおぼろげです。「泳げる」とはどういうことなのか紹介したくてアップした次第です。  
タグ :泳げる定義


Posted by じもんジトー at 20:30Comments(6)水泳