2012年06月17日
日がな一日
単なるハウツー本だと思って読んだら、違いました。「書くことが思いつかない人のための文章教室」(近藤勝重著、幻冬舎新書)。金曜日に、社長から借りてきて、きょう一日で読みました。
一昨日の夜に出されていた大雨警報もきのう解除されて、きょうは朝からパラパラと雨が落ちるぐらいの空模様でした。外に出てみると、もう2カ月も経つのにあまり成長してない緑のカーテンに目が行って、「人もそれぞれ、植物もそれぞれだし、マイペースに育ってるんだなぁ」と思ったのでした。カミさんはご近所さんを誘って、雨の合間にウォーキングに出かけていました。
きょう読んだ本には、非常に気持ちが入り込みました。文章をどういう風に書くかとか、スピーチはどういうふうにするのかとか、これまでにいろいろな本を読みましたけど、この手の本で感動を覚えたのは初めての経験だと思います。
著者の近藤勝重氏は毎日新聞専門編集委員でコラムニスト。大学でも文章の書き方を教えていて、学生さんの文章やら作家の文章やら、この本に引用してある文章が素晴らしくて。。。「琴線に触れる」とかそんな一言で表現するのがもったいないような文章が散りばめられていて、先へ先へと読み進んで行きました。
もちろん文章を書くテクニックとして、「思い」より「思い出す(体験)」、仮説を立ててみる、「人プラス物」、比喩、子ども性を取り戻す…などなど、具体的で大変勉強になりました。
久しぶりに日がな一日落ち着いて本を読めた、きょうはそんな五月雨(さみだれ)の一日でした。
きょう読んだ本には、非常に気持ちが入り込みました。文章をどういう風に書くかとか、スピーチはどういうふうにするのかとか、これまでにいろいろな本を読みましたけど、この手の本で感動を覚えたのは初めての経験だと思います。

もちろん文章を書くテクニックとして、「思い」より「思い出す(体験)」、仮説を立ててみる、「人プラス物」、比喩、子ども性を取り戻す…などなど、具体的で大変勉強になりました。
久しぶりに日がな一日落ち着いて本を読めた、きょうはそんな五月雨(さみだれ)の一日でした。